まくりで重要なのは、絶対STより内隣との差だった
まくり勝ちには、どれくらいのスタート差が必要なのか。2〜6コースの全機会を母数にして、決まり手別に数えました。
まくり勝ちには、どれくらいのスタート差が必要なのか。絶対的なSTではなく、内隣艇との「先行幅」に注目しました。
対象は6艇の実進入と正常STがそろう192,530レース。2〜6コースの全機会を母数にしています。
まくり勝ちの85%は、内隣より早い
0.069秒まくり勝ち艇が内隣より先行していた平均幅。85.4%が内隣より早かった。
| 決まり手 | 件数 | 平均先行幅 | 内隣より早い |
|---|---|---|---|
| まくり | 30,155 | +0.0690秒 | 85.40% |
| まくり差し | 22,973 | +0.0278秒 | 65.05% |
| 差し | 24,353 | -0.0020秒 | 44.38% |
| 抜き | 8,213 | +0.0164秒 | 56.45% |
まくりだけが大きな先行幅を必要としていました。まくり差しはその中間、差しは内隣より早くなくても成立しています。
4コースは、3コースとの差が大きい
4コースの通常まくり率は4.99%。ところが4コース艇が3コース艇より0.02秒以上早かった場面では13.58%まで上がりました。
| 条件 | まくり率 | 通常比 |
|---|---|---|
| 4コース全機会 | 4.99% | 1.00倍 |
| 3コースより0.02秒以上早い | 13.58% | 2.72倍 |
2023〜2025年は13.56%、未使用期間の2026年は13.68%で、期間を分けても同じ方向でした。
この数字は、締切前には分からない
ここで使った本番STはレース後に確定する情報です。「0.02秒先行したら4頭を買う」という条件にはできません。
締切前に使うには、選手の平均ST、F本数、展示ST、進入予想から「この差が生まれる可能性」を推定し、未使用期間で検証する必要があります。
ST差は内隣艇のSTから外艇のSTを引いて算出。フライング、出遅れ、欠測があるレースは除外しています。
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